どうも、こんにちは。
ようやく体調も戻って参りまして、
もう少し筋肉が小慣れてくれる事。
それと、喋ると、少し咳こむので、
これが収まればバッチリですね♪
さて、昨日の将棋会を勢いで書きます。
仕事をしながら棋譜を追っていましたけど、
この王座戦は、ずっと永瀬王座の
序盤研究が素晴らしいの一言でした。
タイトル戦以外の対局も消費時間を見れば、
その研究量は明らかで、
おそらく豊島先生が竜王・名人を獲得した時よりも、
圧倒的な多さだと感じます。
対する藤井聡太七冠は。
正直に言えば、昨年の竜王戦の広瀬八段から羽生九段の王将戦と
この時から、序盤で圧倒する事が少なく。
むしろ終盤の入り口における「最善の攻防の粘り」
がすさまじかったです。
これまで将棋界はセキネ阪田の独自研究や「作法」を重んじ、
木村義雄十四台名人が、序盤の形を見直し、
そこへ升田幸三実力性第四代名人の華々しい閃き
大山十五世名人の「人は間違える。」
から「助からないと思っても助かっている。」という
諦めない不屈の精神と技術力。
中原十六世名人・米長圀雄先生時代の
序盤を製錬し、作り上げた時代。
谷川十七世名人による「終盤における速度」という概念
今後現れる事はないだろう軌跡の世代。
「羽生世代」が魅せた数々の激闘戦。
渡辺初代衛星竜王の将棋における「合理性」
それぞれの世代が、常に将棋に対して
新しいアプローチや発見があり、
後輩たちはそれを糧に成長してきました。
一歩王、人間による先入観から、
脱却できずに、行き詰まりの雰囲気があった中
毒となるか💊となるのか?
将棋ソフトとの対局。
その内容は、もっと将棋は自由だと教えてくれました。
人間が気づき上げ、
ソフトが、他の世界も見せてくれた
そして、藤井聡太八冠の誕生。
デビューして7年。
1年ごとに今までの歴史と新しさを吸収し。
デビュー初戦。
大先輩の加藤一二三九段を敬い
作法を重んじた作戦と時間配分。
荒々しい序盤でも、中盤で魅せた閃き。
29連勝中に見せた、対沢田戦の粘り
自玉が危うくても一手先に詰ませ場価値という
完璧な速度計さん。
一度負けた相手には、必ず次戦で
勝利していく激闘の日々。
角換わりと相掛かりと攻めに特化した
作戦に研究時間を多く割いている合理性。
「脳内に将棋盤は無くて、符号だけです」
っと言われた、今までにそんな棋士はいなく
ソフトのような思考方法。
今までの将棋の歴史を体現している姿は、
本当に将棋の神様に一番近いかもしれない。
そんな藤井聡太八冠は、
どんな新しい「概念」を生み出すのか?
次の戦いは初めての同い年対決
伊藤匠七段との最年少タイトル戦
竜王戦。
どこへ到達するのか?
そして彼を超える存在は生まれるのか?
楽しみにしつつ、自分も自分なりの
将棋を楽しんでいきます♪
っと勢いで書いて、他にも書きたい事はありますけど、
1つ区切るとしてこれにて!
それでは!
ラベル:将棋 雨